新聞取材を受けて気づいたこと
レインボー株式会社です。
昨日繊研新聞社という繊維業界に特化した新聞から取材を受けました。
このECサイトをやっていてできた経験や、皆さまに向けて商品を作る中で得ることができた経験が、とても活きているということに取材を受けながら気が付きました。
繊研新聞さんには様々なことをお話ししたのですが、その中で気づいたことの一つを紹介したいと思います。
数か月前、とある駆け出しのデザイナーの方とSNSを通して出会い、現在彼のデビュー作品のお手伝いをさせていただいております。
かすり染めの糸をメインに使ったニット製品を作りたいという希望があり、彼のデザイン案をもとに糸の作成や染めから関わっております。
このECサイトには出しておりませんが、実は私たち、かすり染めのセーターを作ったことがあります。
東京の百貨店でイベントのポップアップストアを出した際に、その場の勢いで作ったものでした。
結果としては1枚お買い上げいただくことができましたが、経験値や知識のなさを痛感しました。
一枚のセーターを作ることの大変さを身に染みて感じた結果ではありました。
今年に入り、彼と出会い今に至るわけですが、彼のデザインを実現するための糸づくりに昨年の経験を活かすことができていると感じています。
あの経験がなければ、彼の話に乗ることはできても、糸を作り、考えの通りに糸を染色し、製品に取り掛かるところまで行けたのかはわかりません。
彼は2月にニューヨークで初めてのファッションショーを行うそうです。成功を心から願っております。
かすり染めを活かした新しい商品作ることは容易ではありませんが、自立した染色加工屋として挑んでいかなければならないことですし、企画の人員の経験値を積むという意味でも非常に重要なことだと感じております。
これからも新商品の開発をしていきたいと思います。