ナナちゃん人形が私たちの糸で作ったニットを着ます!
名古屋の有名スポットである名鉄百貨店のナナちゃん人形はみなさんご存じでしょうか?
一言でいうと大きいマネキンなのですが、待ち合わせ場所や、宣伝に使われている人形です。最近だとシン・ウルトラマンが上映されている時期にウルトラマンになっていました。
そんなナナちゃん人形に、編み物作家 ベルンド・ケストラーさんがニットを着せます。
ベルンド・ケストラーさんのご紹介
ベルンド・ケストラーさんは12歳から独学で編み物を始め、現在では40 年余りにわたり、伝統的な編み物からヒントを得て現代的な作品にアレンジし、新しい試みや珍しい素材での創作を続ける編み物クリエイターとして活動されています。
現在は、ドイツの伝統的な編み物の手法やオリジナルの編み方を取り入れながら、東京、横浜、名古屋で編み物教室を開催しながら、これまでに 11 冊のオリジナル作品本も出版しているほか、テレビ出演も多数あります。
東日本大震災後は、被災地で寒い思いをする方々をニットで温めるためのプロジェクト「Knit for Japan」(http://knitforjapan.com)を立ち上げ、制作したグラニースクエアブランケットが世界一大きな手編みブランケットとしてギネスに公式承認されました。その後レギュラーサイズの毛布も編み、東北の仮設住宅に住む人々に贈呈されています。
私たちの糸も使っていただきました
そんなケストラーさんがこの地域の毛糸を扱う会社の糸を使い、ナナちゃん人形に巨大なニットを作りました。糸を提供したのは野呂栄作さん、柳屋さん、そして私たちレインボー株式会社から提供しております。
ニット姿のナナちゃんは11月30日から1週間ご覧いただくことができます。あのナナちゃんがこの地域のものを着るというのはとてもうれしく思いますので、私も見に行きたいと思っております。
また、12月5日にはケストラーさんのワークショップが名鉄百貨店で行われるそうです。ご自身が作るニットのようにやさしく、温かい人柄に触れてみたいという方は足を運んでみていただきたいと思います。
ニットを着たナナちゃんの写真を撮りに行ったら公開します!